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雨漏り調査レポート No.249|鉄骨造 工場|折板屋根水上施工不良

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●物件名 工場O
●調査時期 2021年10月
●構造 鉄骨造
●用途 工場
●調査部位 折板屋根
●ご依頼元 オーナー様
●調査場所 愛知県

 

 

雨漏り検査の様子(原因箇所①)

調査箇所
折板屋根水上
調査箇所
折板屋根水上

水上のエプロン面戸と折板屋根(平場)との間に隙間を確認

 

原因箇所
エプロン面戸と折板屋根(平場)との隙間へ散水

赤色調査液を散水

 

紫外線照射発光テスト確認状況

調査液での散水テストを実施したところ、工場作業床にて発光を確認いたしましたので、原因の特定をしました。(赤色の調査液確認)

 

雨漏り検査の様子(原因箇所②)

調査箇所
外壁配管貫通部(電線管)

 

調査箇所
外壁配管貫通部

 

原因箇所
外壁貫通部へ散水

黄色の発光調査液を混ぜて散水

 

工場内部

外部から設置されている電線管を伝い内部へ浸入していました。

 

紫外線照射発光テスト確認状況

調査液での散水テストを実施したところ、貫通部入った水がパイプを伝い工場内へ浸入していました。発光を確認いたしましたので、原因の特定をしました。(黄色の調査液確認)

 

弊社からのコメント

(原因①)水上の折板屋根水上部分の雨仕舞不良が原因である。エプロン面戸の奥にある折板屋根の立ち上げが甘く、横風を伴う雨の際立ち上げ部分を乗り越えたものと考えられる。棟板金を撤去して、水上の立ち上げ、シール処理による補修が必要です。

(原因②)電線管が貫通する外壁との取り合い部分にシール処理が行われておらず、横風を伴う雨の際に雨水が浸入したものと考えられます。日常では雨の当たらない箇所ではありますが、外部であるのでシール処理にて補修を行う必要があります。