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雨漏り調査レポート No.248|鉄骨造 公共施設|屋上ドレン・雨水配管の劣化
●物件名 | 施設M |
●調査時期 | 2021年10月 |
●構造 | 鉄骨造2階建て |
●用途 | 公共施設 |
●調査部位 | 屋上防水、屋根、外壁 |
●ご依頼元 | 地方自治体 |
●調査場所 | 三重県 |
雨漏り検査の様子
調査箇所屋上ドレンおよび雨水配管 |
調査箇所ドレンカバー撤去後の状態ドレンまわり、雨水配管の経年劣化により亀裂が生じていました |
調査箇所雨水配管内部 |
原因箇所屋上ドレンおよび雨水配管青色発光調査液を散水 |
紫外線照射発光テスト確認状況調査液での散水テストを実施したところ、雨水配管の側面から漏水、青色発光を確認。原因を特定しました。 |
雨漏り検査の様子(原因箇所②)
調査箇所外壁(ALCパネル)目地 |
原因箇所外壁目地の亀裂へ散水赤色発光調査液を混ぜて散水 |
室内側H鋼継ぎ手部分より漏水 |
紫外線照射発光テスト確認状況調査液での散水テストを実施したところ、H鋼ボルトより赤色発光を確認しました。原因の特定をしました。 |
弊社からのコメント
(原因①)屋上ドレンと雨水配管の経年劣化により雨漏りを引き起こしていました。また、ドレン周辺への枯れ葉などが堆積しており、ドレンから雨水配管への水の流れが悪く、屋上に雨水が溜まりやすい状況になっていました。水張り調査では漏水は確認されませんでしたが、屋上防水の劣化も進んでいるため、今後防水塗装などの補修をご検討ください。
(原因②)外壁(ALCパネル)目地の亀裂より雨水が浸入していました。シーリングによる目地補修が必要です。
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