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雨漏り調査レポート No.261|鉄骨造平屋|明かりとり

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●物件名 N㈱ R様
●調査時期 2022年8月
●構造 鉄骨造平屋
●用途 倉庫
●調査部位 屋根、明かりとり
●ご依頼元 オーナー様
●調査場所 愛知県

折板屋根の平屋にて、雨量の多い日に雨漏りするとのことで調査依頼をいただきました。

新築時に設置していた「明かりとり」は現在は鉄板を上から重ねてフタをしている状態でした。

 

雨漏り検査の様子

◎1か所目

調査箇所
旧・明かりとり水下
旧・明かりとり水下
折板屋根水上(旧明かりとり水下)へ緑色の発光調査液を混ぜて散水を行った。
紫外線照射発光テスト確認状況
天井から地面へ漏水を確認(緑色発光)。原因を特定しました。
工場内漏水箇所について
元々明かりとりのあった箇所の水下より漏水を確認
折板用の面戸を設置することで吹き上げによる雨の浸入を防いでいるはずだが、漏水した。

 

◎2か所目

調査箇所
旧・明かりとり板金重ね部分
旧・明りとりの板金重ね部分へ赤色発光調査液を混ぜて散水。
紫外線照射発光テスト確認状況
天井より落ちてくる水滴を確認(赤色発光)。原因を特定しました。

 

 

 

弊社からのコメント

1か所目は元々「明かりとり」のあった場所の水下より漏水が発生。明かりとりの上には現在、板金によるフタがなされているが水下の部分の雨仕舞に問題ありでした。折板屋根の水上(明かりとりの水下部分)には鉄板(エプロン面戸、水上面戸)取り付けられており、吹き上げによる雨水の浸入を防いている。ですが、今回吹き上げを想定した散水によって水の浸入を確認したため、経年による隙間の発生やシーリングの劣化が考えられる。

2か所目は旧・明りとりにフタをするために取り付けられた板金が原因で漏水発生。板金と板金の重ね部分に隙間があり、そこに打たれたシーリングに切れが生じておりそこから浸入したものと考えられる。※ヘラが入るほどの隙間