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物件No. 08 M様邸
●物件No. | 008 |
●物件名 | M様邸 桑名市 |
●検査日 | 平成19年8月8日 |
●構造 | 木造2階建て |
●築年数 | 築18年 |
●調査部位 | 8箇所 ベランダ角、ベランダ土台水切、ベランダ土台水切から60cm上がり(サイディング継手) のし瓦端部、のし瓦階段板金部、片開きドア下端、のし瓦3m上、階段下端 |
●調査時間 | 2時間30分 |
雨漏り検査の様子
調査部位1ベランダ角散水約5分 ⇒異常なし 室内の漏水箇所の真上で劣化は見られませんでしたが、散水確認を行いました |
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調査部位4のし瓦端部散水約30秒 ⇒漏水確認 壁取合水切の中の捨水切の施工状況が不明の為、散水確認を行いました。
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調査部位4のし瓦端部のし瓦付近へ散水した水が、捨水切部分へ廻り、通常外部へ出る筈の水が捨水切の施工不良によって室内へ漏水しています。 |
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査部位6片開きドア下端散水約1分 ⇒漏水確認 ドア下端の外壁サイディングのコーキングの劣化が見られたので散水を行いました。 |
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調査部位6片開きドア下端片開きドア下端に散水した水が調査部位4と同様に、のし瓦の捨水切からの漏水に繋がっております。 |
弊社からのコメント
施主様のお知り合いの設計士様から「何度も補修しているが、雨漏りが止まらない物件がある為、一度相談をしたい」と御依頼を頂きました。
目視調査の状況では、防水と外壁の取合部分・外壁と屋根の取合部分・階段と防水、外壁の取合部分からの漏水の可能性があると判断し、それぞれの箇所の検査をしました。
雨漏り検査を実施した結果、板金及び階段の取付けに関する施工不良・不具合が雨漏りの原因となっておりました。
板金に関しては、のし瓦の捨水切の施工不良が原因となり室内に漏水を引き起こしていました。
鉄骨の階段に関しては、陸屋根の上に階段の取り付けをしてから防水の仕上げがしてありましたので、階段の腐食部分や防水との隙間より雨水が浸入しておりました。
また、雨漏り検査の結果に基づいてのし瓦の捨水切の入れ替え及び、階段の取り替えをご提案させて頂きました。
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